2011年06月26日

第9節 vs城西 1-2/1-0 引き分け

ポゼッションで優位に進められるかと思った矢先,立ち上がりの悪さは修正できず・・・開始15分で2失点ようやく尻に火がついたのか??チャンスをいくつか作り,ようやく1ゴールを挙げ・・・何とか1点差で折り返し。試行錯誤で,攻撃するも・・・そう簡単には決まらない。焦る気持ちは否めなかったが,追われる相手の動揺のほうが大きかったのか・・・追加点を奪ったのは我々でした。結局,終わってみれば・・・いろいろな局面に弱さの観られた,どちらも悔やまれる結果に。関東に上がった2チームが乗り越えなければならない壁なんだと思います。

『前期9節終了時点 9位 2勝4敗3分 得失点-1』

これが我々に突きつけられた現実・・・正直ガッカリな結果です。たぶん,『もう少しやれた・・・』とか,『まだやれる・・・』と想っている選手も多いのでは?と思います。想っているだけでは,結果が出ないということがわかったでしょう。行動です・・・何かを始めなくては,同じ結果が後期に待っていることでしょう。
それが何かとは,常日頃言っていることに尽きます。グラウンド上だけのことではなく・・・髪型・ヒゲ・服装・私生活等々,

自分は,グラウンドに立つ準備が出来ているか?

自分は,グラウンドに立つ資格があるか??

ということです。試合当日・前日だけ準備をしても,変えられるものも変えられません。常日頃から,積極的な身体づくり・・・健康管理・・・タイム管理・・・栄養管理・・・が,公式戦の90分に発揮されるんですよ。どれだけの選手が実践していましたか?前期リーグは,11:30KOの試合がほとんどでした。グラウンドに10:00集合・・・出発8:00・・・起床7:00・・・消灯23:00・・・逆算するとスケジュールが立ちますね。こういったことを前日のみならず,継続できるか??ということです。
前期を終えて,NOという後ろ向きな答えは出てこないと思います。これは,寮の選手だけでなく・・・自宅や1人暮らしの選手も同様です。要は,グラウンド上で・・・私生活で・・・どれだけサッカーのために追い込み,打ち込んだか?ということが,公式戦の90分間に自信として表れ,パフォーマンスとして発揮されるのです。残念ながら,前期の9試合は自信を持って戦っている姿を観ることが出来なかった。
ここ数試合で話をしているが,試合前に話すことは「今までの試合で出来ていたこと」「今までの試合でやってきたこと」「TRにおいてやってきたこと」です。勝ちたいという気持ち・戦う姿勢は大前提で・・・そういったことを100%出し切れるかどうか?表現できるかどうか??が結果につながるのだと思います。そのためにも,普段から何事にも100%で取り組む必要がありますね。

アジアカップ初戦 vsヨルダン 1-1引き分け・・・格下相手に対し,同点という結果。ザッケローニ監督は,試合終了後に選手達にこう言ったそうです。『君達は,本当に戦う準備が出来ていたか?』 
その裏には,試合前のロッカールームにおいて,笑い声が聞こえ・・・これから戦うチームの雰囲気ではなかったと・・・。この日以来,試合前のロッカールームから,笑い声が聞こえることはなくなったそうです。
また,チーム移動中の携帯電話・ヘッドホンも選手間のコミュニケーションを大切にするために禁止となっているそうです。

代表チームだから・・・といった声が聞こえてきそうですが,そういうことではなく・・・組織・団体といった1つの集団の中には,必ず規律・規則がなければならないのです。ましてや,結果を求めて戦う集団であれば尚更ですね。そういったことについても,一人ひとりが見つめなおさなければならないでしょう。まずは,他人ではなく自分を・・・。戦う集団になりましょう!!

昨日の試合終了後,グラウンド内外問わず,下を向く選手が多かった・・・昨日の1戦についてガッカリしていたのか?前期の結果についてガッカリしていたのか??私は,後者であって欲しいと思う。
目標を定め,それに向ってやっているから悔しい気持ちになるのでしょう・・・応援している仲間の言葉も厳しくなるのでしょう・・・スタッフの要求も厳しくなるのでしょう・・・。
自分達の掲げた目標をもう一度,確認をして・・・何が必要なのかを考えましょう。失礼な発言になるかも知れないが・・・そろそろ東京都リーグの感覚を関東リーグのレベルに引き上げてもいいんじゃないかな。ウチも,城西もそれが抜けきらなかったから,こういった結果なんだと思いますよ。

また来年,東京都リーグで戦いますか??

後期が始まるまでの2ヶ月・・・覚悟を決めてください!我々スタッフは本気です。

(15:55)