2020年08月

2020年08月26日

組織とは・・・
共通の目標を有し,目標達成のために協働を行う,何らかの手段で統制された複数の人々の行為やコミュニケーションによって構成されるシステムであり,人体を構成する器官のように、個々の組織は何らかの機能を持っている。諸要素を計画的に調整することで,組織は個人で対処できる能力を超えた問題を解決できる。組織の利点は個人の能力を強調・追加・拡張することである。
とある。

我々に置き換えると・・・
『関東1部リーグ昇格』と言う目標を有し,『目標達成のためにトレーニング』を行う,チームの規律の中で統制された113人の集団であり,個々の選手は何らかの優れた能力を持っている。諸要素を計画的に調整することで,チームは個人で対処できる能力を超えた問題を解決できる。組織の利点は個人の能力を強調・追加・拡張することである。

組織に身を置く人間として組織の目標を達成するために相互に協力し合いトレーニングを構築し,強度・質を求めて切磋琢磨し個人の能力をレベルアップ・プラスアルファ・幅を広げることにつなげる。

今日のトレーニングは目標達成のために構築されたものか?強度は??質は???
常に振り返り,コミュニケーションを取り問題解決に向けてアクションを起こす。
それぞれがチームのために最善を尽くすことで個々では成しえないチカラを発揮することでしょう。

壁にぶち当たっていると思うが簡単にチャレンジを諦めない。
そんな取り組みが必ず花を咲かせることでしょう。
もうひと踏ん張り。
日々のトレーニングに・・・生活に・・・成長のヒントが隠れています。
個々で気付くことが出来ないのであれば,隣にいる仲間に頼ろう。
仲間がダメならグループで。
そんなアクションがチームの輪となり,大輪となることでしょう。

まだまだ暑い夏が続きます。
心も体も,強く逞しく。
チームのために積み上げることが自分の成長への第一歩。


(11:11)

2020年08月17日

関東大学サッカーリーグ戦 第5節
vs立教大学0(0-0/0-0)0 分

関東大学サッカーリーグ戦 第6節
vs東洋大学0(0-0/0-0)0 分

関東大学サッカーリーグ戦 第7節
vs日本体育大学 2(0-3/2-2)5 負


3連戦・・・良い形で終わり中断としたいところでしたが残念な敗戦となりました。
『受け入れるチカラ』
本当に重要だと感じます。
相手,自分,味方,チーム・・・いろいろな要素が詰まった90分の戦い。
まだまだ,チカラでねじ伏せるだけのパワーは無いし,それを目指している訳でもありません。
相手の分析,自分たちの分析をしながら,場面場面で思考を変え局面を打開する。
ピッチに立つ11人が自立した戦いを目指しているのです。

ガツガツ来る相手には,自分たちの良いところを出せずに敗戦・・・
極めることも必要だし,思考を変えることも必要です。
ポゼッションを掲げる以上,奪われないことが重要!奪われたら奪い返すことも重要!!
勝利の可能性を引き寄せるためには,ボール保持率はかなりの割合を占めます。
ポゼッションのベースはボール保持はもちろんのこと,裏返しの「守備意識」や「守備強度」も重要だと考えます。

1週空いての第8節,上に行くか,下に行くかは自分たち次第です。
まだまだ道半ば・・・目先の勝ち負けに振り回されず,チーム作りに没頭しよう。
私の中では第一章の締めくくりと位置付けています。
関東昇格をした先輩達,関東残留をした先輩達が積み上げたベースに,その時代を知っている上級生達が積み上げる変化とは?
大いに期待しています。チャレンジを続けましょう!



コロナ禍で・・・ストレスも溜まりますね。
大会での様々な規制,大会の延期,チーム活動の制限,個々の行動制限・・・
どこに矢印を向けるかが大切だと思います。
有事の時こそ試される『組織のチカラ』や『個人のチカラ』
文句や愚痴を口にするのは簡単なことですが,コロナが終息する訳ではありません。
この期間で得られた信頼関係や取り組みは,必ず今後に生きることでしょう。

11対11のサッカーも同様です。
様々なストレスを「味方への文句」・「相手や審判への暴言」に変えていませんか?
その時点でチームとしては10対11の戦いになってしまいます。
チームのエンブレムを背負いピッチに立つ資格はないのです。

今一度,「日本大学サッカー部でサッカーを続ける意味」をじっくりと考えて欲しい。
いつも言う通り,ただただサッカーがやりたいだけの延命であればチームには不要です。
いつまでも組織やサッカーにしがみつく必要はありません。新たな目標に向かって早くスタートを切った方が良い。
社会に出ても同様です。
組織のために努力をする人間だからこそ,組織からの恩恵を受けることが出来るのです。


発展途上のこのチームを作り上げる覚悟を持った人間だけがあの階段を降りることを許される。
そう言った集団になって欲しいと願います。



(11:07)